9月23日 中継 二戸市民文化会館 ~九戸村出身の英雄 九戸政実の生涯が描かれた二戸市民文士劇「天を衝く」舞台稽古~
9月23日の中継は、九戸村のお隣二戸市にある二戸市民文化会館からお届けしました!
当日、こちらの大ホールでは二戸市民文士劇「天を衝く」の舞台稽古が行われていました。
大ホールの収容人数は1,210名。天井が高く、広々とした空間に音楽が響きわたります。
この「天を衝く」は盛岡市在住の作家 高橋克彦さんによる小説。九戸村出身の英雄 九戸政実の生涯が描かれています。
当日は、九戸政実役 古舘聖人(きよひと)さん(ポスター右)、九戸実親(さねちか)役 田中めぐみさん(ポスター右から4番目)、演出 坂田裕一さんにお話を伺いました。
古舘聖人さんは、一戸町在住で普段は運送業を経営していらっしゃいます。
昨年に引き続き、物語の主人公 九戸政実役を演じます。
「九戸政実は、戦国時代、豊臣秀吉に抵抗した最後の武将。男らしく人情味のある政実に少しでも近づければ」と意気込みを語りました。
田中めぐみさんは、二戸市民文士劇に今年初めての参加。実は伊保内高校出身で、昨年、「伊保内高校を勝手に応援する会」の発足に併せて「神楽舞」ちゃんのイラストデザインを担当した方でもあります!
そんな田中さんが演じるのはメインキャストの一人、九戸実親。
「九戸実親は、政実の実の弟。陰ながら政実を支える役。お腹から声を出すのが難しいですが、頼もしい兄についていくように頑張ります」と仲間と協力しながら、稽古に取り組んでいる様子が伺えます。
坂田裕一さんは現在、岩手県演劇協会 会長、NPO法人いわてアートサポートセンター副理事長、社団法人岩手県芸術文化協会監事を務めていらっしゃいます。盛岡劇場の立ち上げ、盛岡文士劇の復活や数々の演出に携わってきました。
「昨年と比べて今年は、配役もかなり変わっています。二戸地域全体で作り上げる文士劇です。このメンバーなら本番も大丈夫!」とスタッフの皆さんを信頼している様子でした^^
当日は舞台稽古の様子をお届けできませんでしたが、9月19日(土)に舞台稽古の様子を取材しました。
セットの準備を終えた後…
坂田さんが客席からマイクを通して、台詞の言い回しや言うタイミング、立ち位置の指導をします。
ステージに立つ役者の皆さんだけでなく、音響、大道具、小道具、照明など、裏方の皆さんと一体となって稽古に取り組んでいました。
昨年ご覧になった方、また今年初めてご覧になる方、どちらでも楽しめる内容となっているようです!
二戸市民文士劇「天を衝く」はきっと観衆の目を楽しませてくれることでしょう!
※チケットは二戸市民文化会館であれば、まだ若干数準備できるとのことでしたので、お早めにお問い合わせの上、足をお運び下さい!
二戸市民文士劇「天を衝く」
日時:10月3日(土)午後6時 開演、10月4日(日)午後1時 開演
会場:二戸市民文化会館 大ホール
入場券全席指定 1,300円
お問い合わせ先
二戸市民文士劇実行委員会
TEL・FAX 0195-43-4250
二戸市民文化会館
TEL 0195-23-7111