エフエム岩手 | 番組サイト | 久慈市 ふるさと元気隊 「くじぃくじ~く」 | 久慈市 ふるさと元気隊 「くじぃくじ~く」ブログ

「けぇの汁」について

12月12日のリポートコーナーは

久慈地域に古くから伝わる郷土料理

「けぇの汁」について紹介いたしました。

 

お話を伺ったのは

「けぇの汁」が認定料理の

食の匠 川口 キクエ さん。

 

御年88歳!

お肌はつやつや♪

きりっとした素敵な女性でした。

 

「けぇの汁」

けぇの汁の「けぇ」というのは「粥」のこと。

北東北の広い地域で食されているようです。

というのも、11月24日に行われる「大師講」の際に

作られる行事食なんです。

 

川口さんが小さいころに聞いたお話

お大師さまは子だくさんだった。

お大師さまの年とりは

その昔、お米があまりなかった。

お大師様の子供たちに食べさせるため、

少ないお米でお粥(けぇ)を作り

地のものの野菜を

ふんだんにいれた汁をたくさんつくり食べさせた。

 

 

神様は

12月1日からはじまる神々の年とりの中で

子だくさんの「お大師さま」を一番先にしてあげた。

(11月24日勤労感謝の日)

お大師さまの年とりからはじまり

神々の年とりが終わると

12月31日に人間の年とりとなる。

 

リポートに時間の制限がなければ

ずーっと川口さんのお話を聞いていたくなりました。

こんなお話をきくことができるのも

昔から受け継がれてきたこと

家族が集う行事ならではですよね。

 

現在はすべての神さまの年とりに

特別にお供えするお宅はないかもしれませんが

いまも「けぇの汁」をお供えするお宅はあるそうですよ。

 

さて、

「けぇの汁」の見た目ですが、

これが本当に具だくさん!なんです。

ごぼうにんじん干しシイタケわらびぜんまい焼き豆腐じゃがいもこんにゃくゆり根…

細かくきられた具材が

お話のとおり、ふんだんに入っているんです。

 

この具材はすべて自家製のものを使ったそうです。

お山の恵み

しいたけやしめじ、わらび、ぜんまいなどは

干したり、漬けたりして保存。

そのほかは畑で採れたものを使ったそうです。

 

そしてお汁の中に白く輝く「ゆり根」

ちょっと高価なイメージですが

昔は畑のほとりなどに食用のユリを

どのお宅でも植えていたそうです。

 

柔らかくなるまで煮て、味のしみた

細かく食べやすく切られたお野菜や山菜

そして、ささぎ豆にゆり根、

ほろほろほくほく

幸せ♪美味しい♪

 

↓作り方はこちら♪↓

けぇの汁 作り方

 

伝統の食として大切な「けぇの汁」ですが

 

根野菜が沢山はいったほっこり温かいお料理です。

栄養素がたっぷりで美味しく体に優しいけぇの汁です。

行事にとらわれず、おうちにあるお野菜をたっぷりいれて

毎日の食卓に出してほしい。(川口さん)

 

具材はなんでもいいそうですよ♪

味付けもお味噌でもお醤油でもいいそうです。

ただ、「けぇの汁」には

ささぎ豆だけはいれてほしいそうです。

 

まめまめしく健康に♪(川口さん)

 

 

Comments are closed.