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Archive for 11月 16th, 2016

山口柿(通称:柿はなび)

久慈市大川目町山口地域には

地元の方々に柿花火とよばれる

「山口柿」という柿があります。

 

俳句の季語にもなっている柿花火は

秋が深まり、冬の声が聞こえてきたころ、

柿の葉が落ちた柿の木に

まさに柿が打ち上げられた花火のように実っている姿

 

 

なにはともあれご覧ください!

じゃーん

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いかがですか!

まさに花火のようですよね!

 

大川目の山口地域の

「山口柿」

この土地にしかこのように鈴なりに実らないと

いわれています。

 

不思議。

 

むかしむかし

身なりのみずぼらしい老人を泊めてあげた

お礼に柿の種をもらった。

それがこの土地でしか実らない柿、

「山口柿」だった。

そして柿の種を授けた老人は

「弘法大師」だったとか!

 

そんないわれも、なんだか信じられるほど

不思議な柿、素晴らしい景色

 

山口地域は

国道281号を久慈市山形町・盛岡方面へ進み

久慈渓流の景色がはじまる、

ちょうど手前、境目にある地域です。

 

この時期、この道路を車で何気なく通っていた方でも

すごく印象に残っているという方は多いかもしれません。

 

秋晴れの日には青空の下、柿が日差しを浴びて

光り輝いているんです。

 

山口柿についてお話を伺ったのは

久慈市大川目町にある

米内造園株式会社 しもつぼ きみこ 様

山口柿保存会事務局をされています。

 

この景色を目指してたくさんの写真愛好家の方がいらしたり、

たまたまとおりかかった方が車を停めて眺めていかれるとか。

 

久慈市宇部町出身の歌人

小田観螢(おだかんけい)は

昭和30年に里帰りした際に詠んだ短歌

 

「赤きふるさと」(歌集「郷国」)

日の照りて はららぐ雨に
鈴なりの 柿つやつやと 赤きふる郷

 

と大川目「山口柿」の景色を詠みました。

 

見る人を魅了する景色。

現在も通り沿いに柿の木が点在し素晴らしい景色ですが

昭和30年頃はもっとたくさんの山口柿があり、それはそれは見事だったそうです。

 

物語は弘法大師までさかのぼるほど

古くからこの地にある「山口柿」の

特徴は

■採取時期が遅いこと

■しぶが強いこと

■それだけ甘みが強いこと

 

 

景色も素晴らしいですが、

お味も甘くておいしい!ということで、

お茶用の菓子として珍重されるほか

遠くは九州、大分へお正月用にと毎年おくっているなど

山口柿のファンは多いそうです。

 

思わず足をとめて見上げてしまう素晴らしい景色

山口地域以外では

たわわに実らず種が入ってしまうという

不思議ないわれがある「山口柿」

そんな不思議なお話も、

尚のこといただいてみたくなる要素になりますよね♪

 

 

米内造園株式会社では

ぜひ山口柿の良さを知ってもらうため

造園業の傍ら

生柿そして干し柿の販売をしています。

 

ご希望の方は

■米内造園株式会社  0194-55-2100

■山口柿保存会事務局 0194-55-3252

までご連絡ください。(午前9時から午後5時まで)

 

また、

道の駅くじやませ土風館まちなか産直館では

大川目に縁のあるフォレストキッチン

山口柿を使ったお菓子

その名も「柿花火」を販売しています。

知る人ぞ知る人気のお菓子です。

ぜひお試しください♪

 

保存会は今後、物語の作成や散策道つくりなどなど

山口柿をみなさんに知っていただく取り組みも考えているそうですよ。

楽しみですね♪

散策道を歩きながら、歴史探訪♪ゆったり贅沢な時間になりそうです♪

 

いま、大川目山口地域では日差しを浴びた柿が光り輝いています♪

来週から柿もぎがはじまります。