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Archive for 9月 12th, 2016

久慈市災害ボランティアセンター

9月12日のリポートコーナーは

久慈市災害ボランティアセンターからでした。

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久慈市旭町にある久慈市社会福祉協議会の中にあります。

 

ボランティアさんの視点から

久慈市のいまの現状

そして

今後の課題などを伺いました。

 

お話を伺ったのは

久慈市災害ボランティアセンター

本部長 高谷 淳子(タカヤ ジュンコ)さん

 

本当に人情味あふれる温かい女性です。

この方とお話していると

なんだかほっとする、そんな方です。

 

みなさんご存じのとおり

8月30日に岩手県沿岸部に直撃した台風10号の影響により

久慈市は広範囲にわたり大きな被害をうけました。

それを受け9月1日久慈市災害ボランティアセンター設置

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現在、土日には100人を超えるボランティアの方々がいらしているそうです。

遠くは大阪、山梨といった方もいるとか。

 

そして、近隣市町村の方、もちろん久慈市内の方々、地元の中学校や、

各団体の方々も積極的に復旧作業に参加しています。

 

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※地元中学校の生徒さんたち

 

先日、ボランティア活動にきていた

久慈市立大川目中学校の先生

「自分たちも被災しています。しかし、より困った方がいれば、

それはやはり助けにいかなければならない。みんなそんな思いできています。」

と話していました。

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使命感や責任感をもってみなさん参加されていることがうかがえるお話でした。

 

災害ボランティアセンターは、被災された方から依頼をうけて、

当日来てくださったボランティアさんで班編成をし現地へ派遣するそうなのですが、

 

高谷さんは、現状に対しボランティアは「まだまだ足りていません。」とおっしゃっていました

 

現在、ボランティアさんには一番ひどかった地域から、

要支援者優先で作業にはいっています。

要支援とは、高齢の方、ひとり暮らしの方など作業が困難な方が

当てはまります。

どうしていいかわからずにボランティアさんがくるまで、

片づけをする気さえおきなかったと話す方もいるそうです。

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街中を歩いてみますと

いまだ手つかずの家屋や空き地もあります。

 

気持ちがついていかないのは

実はみなさん一緒で、

どんなに若くても、どんなに健康で元気でも

恐怖感や喪失感には変わりはないんですよね。

 

お手伝いが必要でも

ボランティアを知らない方

または

甚大な被害の中、自分は頼めないと

依頼を遠慮していまう方も多いそうなんです。

 

いまでもボランティアが足りない現状の中

 

今後、これまでのお手伝いのほか、

そういった方々への支援。

ボランティアさんが必要な作業がこれからまだまだでてくる状態なのだそうです。

 

頼むことができない方がいるということは

一人で悩んで、不安になっている方々が

いままさにいらっしゃるということにもつながります。

 

「できれば、今後お手伝いが必要なすべてのかたへ

 できるだけ手を差し伸べたい、

 災害ボランティアセンターでは

 相談にのっていきたい。」

と高谷さんは話します。

 

この2週間

被災された方々の依頼や今のお気持ち

ボランティアに参加された方の感想などの

お話を聞いてきた高谷さんに

今後必要になるボランティア作業を聞いてみました。

 

これまでの片づけや泥出しはもちろんですが、

 

ひとつは

災害ごみの集積所までの搬出作業

とても難しいかもしれませんが

トラックをお持ちで、すべて自費となりますが

それでもいいよという方が、もしいらっしゃれば

非常に助かるということでした。

ふたつめは

床下の泥出し

水をかぶった断熱材の除去

知らない方が多いので周知です。

そのままにしておくと健康被害や建物の手直し等

生じる可能性があるそうなんです。

※水害の作業にあたった経験のある

 ボランティアの方々からの情報提供もあったそうです。

この情報は、ボランティアに来ていた方々

数人からも取材中聞こえてきました。

みなさんどうぞご確認ください。

寄り添い

これはお願いです。

お話の中でたびたびでてくるのは

被災された方々のお気持ちの心配でした。

一人で無理せず、頼れるところは頼ってください。

無理そうな内容でもどうか相談してみてください。

 

 一人じゃない、みんなが考えている、目を向けている

 といったことばも人を勇気づけることができます。

 

お話を伺ってみて、

支援、お手伝いが必要なのは

実はこれからなんですね。

 

今回の取材の中で、本当に途方にくれてやる気がおきなかったという方が

ボランティアでお手伝いにきて

街中を一生懸命片づけてくれている

ボランティアさんを見て、前向きな気持ちになれた

という話もきこえてきています。

 

少しから、できることから、気持ちだけでも

久慈市に心を寄せてくださるだけで

みなさんの気持ちを前向きにできる力がある。

 

人の力って素晴らしい

人の思いって力がある

そう感じるリポートでした。

 

お忙しいところ

お時間をさいてくださった 本部長 高谷淳子さん

本当にありがとうございました。

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ここでお知らせです。

久慈市災害ボランティアセンターは

少し街中から離れています。

公共交通機関を利用しお越しくださった方へ

街中にサテライトが今日から設置されました。

サテライト設置

当日の集合、受付が楽になりました。

 

事前申し込みはこれまで同様

久慈市災害ボランティアセンター

0194-53-3380

午前9時~午後4時までの受付です。

 

上記、電話番号は

被災された方のボランティア依頼電話も

兼ねています。

一人で悩まず、どうぞご相談ください。

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。