山根地区在来種 ヤマシラタマ大豆
8月31日は野菜の日!リポートは
「豆」について紹介しました♪
お話をうかがったのは
久慈市農政課
地域おこし協力隊の渡邊勇さん
そして
山根端神(はしかみ)地区長 大久保 俊勝さん
素敵な笑顔です~♪
ヤマシラタマ大豆
山根地区で昔からあった大豆なのだそうです。
私は初めて聞く名前でした。
(実は大豆の種類は全くしりません……)
県の公式発表によりますと、このヤマシラタマ大豆
保管しているもので1.8kgしか残っていないそうなんです。
…小さな袋にひとつぶんくらいしかないのですね…。
理由は、品種改良がすすみ、より育てやすい豆ができたから。
でもせっかく山根由来の大豆が
豆腐文化が根強く残る山根にまだあるのなら!と
調査がはじまりました♪
その調査…
こんな広い畑の中を
葉っぱをかき分けて、やっとわかるほどの
小さい花を確認していくというもの。
↑現在多く栽培されている「すずかり」
紫色の花
↑これが「ヤマシラタマ大豆」(ぼやけている!)
白い花
この調査を
もくもく
えんえん
ただひたすら調査しました。
担当したのは渡辺さん
いいお顔していますでしょ♪
とても穏やかで優しい印象の青年です。
なんと東京都出身で、この4月に赴任したばかり。
しかし
ご覧ください♪
調査対象だった畑の所有者 遠川保雄さんと
地域の方々とこんなに仲良しなんですね。
方言や気候の違いなどなんのその!
(…気候の違いはこれからが大変なのですが)
ゲストの大久保さんのお話では
地域のお母さんたちに大変人気なのだとか
東京へ帰ってしまうのではと心配しているのだそうですよ。
渡邊さん、山根で頑張っていますので、みなさんもみかけましたら
温かいお言葉をいただけたら嬉しいです♪
ちょっと寄り道してしまいました。
「ヤマシラタマ大豆」
今回みつかったもので畑を作って
栽培していく予定なのだとか。
栽培者さんたちの協力がとても必要ですね。
リポートの場所だった
山根端神地区にある「桂の水車広場」
素敵でしょ~♪
どーんと桂の樹がたち、その脇を小川が流れ
川のせせらぎと桂の葉の甘い香り
蝉のなきごえ…。
地元の方々で
郷土料理やその時期のもの、土地のものを販売する
「水車まつり」が毎月1回 第一日曜日開催されています。
もちろん豆腐文化があるので豆腐もこちらで作って販売
しています。
地域のお母さんたちの協力のもと、その施設をつかい
なんと!「食べ比べ」をしてみたのだそうです!
結果は
「ヤマシラタマ大豆」で作ったもののほうが
豆味が濃厚で
豆の甘みが強い
…………美味しい!
ということでした。
うわーっ!食べたい!
なんで呼ばれなかったんだ!(当たり前ですが)
ゆくゆくは
この豆腐文化が残る山根で
山根だけの大豆をつかった商品
「豆腐田楽」「ゆかべ」(寄せ豆腐のようなもの)
が販売されるかもしれません!
そんな夢にむかって頑張っている方々♪
みなさん、楽しみに待っていましょうね♪
ヤマシラタマ大豆のお豆腐、田楽豆腐の販売が待ち遠しい!
★みか姉★
おまけ
リポート風景(真剣です)
調査にお邪魔した遠川さんちのやぎさん
とっても素敵な山根なんです♪
少しでも伝わればいいな~♪